« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

2011年6月

2011/06/30

山の畑の様子

震災と原発事故にすっかり気を取られ不安な毎日を過ごしています。福島のことが頭を離れません。何かをしなければと、講演会のお手伝いをしたり、町議会に働きかけをしたりしていますが時間ばかり過ぎていきます。

しかしながら、季節は進んでいました。
P1040513_small
放牧場のカモミールが満開です。今年はすごい量です。花は乾燥させてお茶にすると良いです。鎮静作用があり体が温まりますので、就寝前に飲むとぐっすり寝られます。摘み取り自由ですので、是非!

P1040515_small
愛犬レイもカモミールの香りに酔っています。

P1040520_small
ニンニク
P1040521_small
カボチャ
P1040524_small
ジャガイモもだいぶ大きくなってきました。このまま順調に育って欲しい!

P1040510_small
5月のヒナも順調です。

P1040519_small
冬の準備、薪割りはちょっと遅れ気味です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/06/10

田中優さんの講演会in倶知安

田中優さんの講演会が行なわれます!
http://tanakayu.blogspot.com/(網走でも)

2011年6月20日(月) 18:30~20:30
「原発に頼らない社会へ> ~東電原発震災をターニングポイントに~」
(後志平和運動フォーラム後志連絡会のHP

http://blog.livedoor.jp/watanabee1-shiribeshi/)
倶知安町労働福祉センター大ホール
※倶知安町南1条東1丁目(倶知安駅から徒歩8分)

参加費無料
後志平和運動フォーラム後志連絡会
P.C.F(倶知安)
主催者連絡先
0136-22-1046(渡辺)

田中 優さんメルマガより

「目をそむけない勇気を

  世界は変わってしまった。美しく見える野山も放射能に汚染され、遺伝子は傷つき壊されていく。すべては2011年3月11日以降のことだ。 何も恐れるこ となく暮らせた安全な日々は取り戻せない。子どもたちに譲り渡す世界は、すでに汚染されて淀んでいる。目に見えず、感じることもできない放射能によって。 美しい新緑も咲きほこる花も、以前とは違って見えるようになった。

  しかし私たちには変える力がある。今すぐには無理でも、子孫の世代には元通りの美しい世界を届ける力があるだろう。この世界を汚染したのは直接には放射能 だが、その根源には力の象徴のように美化した「カネ儲け」があった。ルールのないカネ儲けが悪化を加速させた。人を殺して得るカネは悪そのものだ。しかし 人々は意味もなくカネを儲けた人を尊敬したりする。その価値観が人を欲望に走らせた。今にして思えば、私たちには美しく輝く野山と、安心してかぶりつける 食べ物があれば十分だったのに。

 もう一度世界を回復させる には、ぼくらが何を崇めるのか意識して見直さなければならない。カネばかり崇めて、悪事やずるさに寛容すぎてはいなかったか? 社会変革に臆病すぎたので はないか? 子どもたちの未来を傷つけるものはすべて拒否できる人になろう。でもただ拒否するだけでは足りない。世界の問題の原因を凝視できる勇気を持と う。」

P1030057

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011/06/06

福島のおかあさん佐藤幸子さんのお話を聞く会

「子供たちを放射能から守りたい」
北海道において、福島の自然養鶏会会員でもある佐藤幸子さんの講演がありました。今回の原発事故で廃業を余儀なくされながらも、福島の子供の20ミリシーベルト問題で、国と戦っています。文科省との交渉の様子は、ユーストリームに流され、多くの人が知るところとなりました。
「わたしは30年間百姓をしてきた一主婦です。5人の子供を育ててきました。わたしたちは中学と高校しか出ていません。数字のことはよくわかりません。教 育を受けていない主婦がわかるように説明してください。子供たちに生きる大切さを教えてきたつもりです。それが一瞬にして崩れてしまいました。子供を守り たいという気持ちは、どこにいたって、日本中も世界中も一緒です。わたしたちは子供たちに普通の生活を戻してあげたい。その願いを遂げさせてくださ い・・。」
http://www.ustream.tv/recorded/14169488 
http://www.ustream.tv/recorded/14425806

講演会は6月4日は、原発のある岩内町とそれに30キロ圏内の余市町で。昨日5日は札幌で行なわれました。私は余市での講演をお聞きしました。

自身も被災し大変厳しい状況の中で、活動をしていること。
畑の土の放射線量を調べてもらった結果5000ベクレル/kgあり、廃業を決意したこと。
鶏を処分することを決め、最後の餌やりをしたときに、思わず床に倒れこみ声をあげて泣いたこと。
嫁いで30年、築き上げたものを全て奪われたこと。
今は、被曝から福島の子供たちを守るため力を尽くしていること。

昨日行なわれた札幌講演の様子はこちらでご覧になれます。
http://www.ustream.tv/recorded/15174580

子供たちを放射能から守る福島ネットワークの
フェイスブックと
http://www.facebook.com/fnscr

ブログです。
http://kofdomofukushima.at.webry.info/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »