餌にやっと青草が仲間入り
冬の間じゅうは、夏から秋にかけて作っておいた青草やカボチャのサイレージ(漬物)をせっせと与えていました。そのサイレージもいよいよ在庫切れ。
ちょうど青草が茂ってきたので、バトンタッチ。
ニワトリたちは新鮮な青草が大好きです。
卵の味も徐々に夏の味へと変わっていきます。
イネ科の草は糖分が多いため、黄身に甘みが出ます。
クローバーなどマメ科の草は、タンパクが高いので鶏たちは大好き。しかも黄身にコクが出ます。が、やりすぎると苦味が出ます。
丁度いい味になるように、バランスを考えて与えます。
自然の恵みに感謝です。
先日、福島県伊達市の自然養鶏仲間から報告をいただきました。
「500Bq/kgの米糠
20,000Bq/kg(表層5cm)の放牧地
以上の条件で1年間飼育した結果…
鶏卵~6Bq/kg(全卵)
鶏肉~21Bq/kg(もも肉むね肉のみ)でした。
(ともにセシウム)」
この結果に対して、安全とか危険とかコメントはありませんでした。
どんな気持ちで続けているのだろうと思うと心が痛みます。
同時にこんな状況に仲間を追いやった原発に怒りがこみ上げてきます。
生きていくための一番大事なものを奪っていくのが放射能です。
明日はわが身かもしれない。そう思いながら日々、鶏や畑と向き合っています。
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